てんかん診療施設一覧

奈良県立医科大学附属病院
脳神経外科
〈日本てんかん学会認定研修施設〉

    • 所在:〒634-8522 奈良県橿原市四条町840
    • 連絡先:0744-22-3051(代表)
    • 担当医:田村健太郎(助教・てんかん専門医)・中瀬裕之(教授・てんかん専門医指導医)

てんかんは100人にひとりの割合で発症する頻度の高い神経疾患です。7割の患者(患児)さんは抗てんかん薬による薬物治療でてんかん発作を抑制することができますが、3割の患者(患児)さんは複数の抗てんかん薬を適切に服用しても発作が抑制されない、難治性てんかんに苦しんでいます.繰り返されるてんかん発作は,正常の脳機能に悪影響を及ぼし、記憶機能や言語機能が低下したり、てんかんそのものを悪化させる可能性があります.特に小児の難治性てんかんは二次的な精神運動発達遅滞を引き起こす可能性があります。そのために難治性てんかんの患者(患児)さんに対しては早期に外科的治療の有効性を慎重かつ適切に判断しなければなりません。
奈良県立医科大学脳神経外科は、昭和35年の開設以来一貫して、てんかんの研究・診断・治療を教室のひとつの柱として,積極的に推進してきました。特に難治性てんかんに対する外科治療は1989年から開始され,25年以上の歴史があります。その蓄積された経験に基づいて、一人一人の患者さんそれぞれに異なる病態を持つというてんかんの特殊性に対して一人一人が最善の治療結果を得られるために緻密な診断と綿密な治療計画、繊細な手術でもって治療にあたります。
2007年から田村がてんかん外科を担当し,2007年から2014年10月までに151例のてんかん外科手術を行っています.奈良県を中心に滋賀県,三重県,京都府など他府県からも,特に乳幼児・小児てんかん外科治療が必要な患者さんをご紹介頂いています.

患者さんの受け入れ可能条件
〇 発作が抑制されている患者の経過観察・投薬継続が可能
〇 すでにてんかん診断されている患者の薬剤調整が可能
〇 てんかんの診断と治療全般が可能〈外来〉
〇 てんかんの診断と治療全般が可能〈入院と外来〉
〇 てんかん外科治療が可能〈成人〉
〇 てんかん外科治療が可能〈乳幼児を除く小児〉:小児科と協力して行います.
〇 てんかん外科治療が可能〈乳幼児〉:小児科と協力して行います.

通院患者さんの救急対応
24時間可能

自立支援医療〈精神通院医療〉
可能

受け入れ可能年齢
〇 0-5歳未満(外科治療)
〇 5-10歳未満(外科治療)
〇 10-15歳未満
〇 15-20歳未満
〇 20歳以上

施行可能検査
〇 1.5テスラ MRI
〇 3テスラ MRI
〇 ECD-SPECT
〇 IMZ-SPECT
- FDG-PET(建設中:主に高井病院に依頼しています)
〇 神経心理検査
〇 デジタル脳波
〇 ビデオ脳波同時記録検査
- 脳磁図(MEG)(主に大阪大学脳神経外科に依頼しています)
〇 頭蓋内脳波記録検査

専門医資格
〇 てんかん専門医(日本てんかん学会)
- 小児神経専門医(日本小児神経学会)
- 神経内科専門医(日本神経学会)
〇 脳神経外科専門医(日本脳神経外科学会)
- 精神科専門医(日本精神神経科学会)
- 脳波専門医(日本臨床神経生理学会)

奈良県立医科大学附属病院
小児科

    • 所在:〒634-8522 奈良県橿原市四条町840
    • 担当医:榊原崇文(助教・小児神経専門医)・嶋 緑倫(教授)
    • 連絡先:0744-22-3051(代表)
小児神経グループでは、てんかんなどの発作性疾患、末梢神経疾患や筋疾患など各種神経疾患および発達障害について診療を行っております。特にてんかんについては、てんかん診療ネットワーク(http://www.ecn-japan.com/)のてんかん診療施設に登録されており、ビデオ脳波モニタリングや機能画像検査などを組み合わせた総合的で精度の高い診療に努めております。また、本学脳神経外科教室と密に連携しており、内科治療が困難なてんかんについて、より早い段階でてんかん外科治療の有効性について検討し、適切なてんかん治療が行える体制をとっております。さらに診療技術の向上のために小児科、精神科、神経内科、中央検査部、脳神経外科、放射線科と定期的に検討会を実施しており、診療科を超えた連携を実施しております。障害児医療や発達障害については、本学総合周産期母子医療センター、奈良県総合リハビリテーションセンターや東大寺福祉療育病院と連携して療育指導や訓練などを実施しています。

患者さんの受け入れ可能条件
〇 発作が抑制されている患者の経過観察・投薬継続が可能
〇 すでにてんかん診断されている患者の薬剤調整が可能
〇 てんかんの診断と治療全般が可能〈外来〉
〇 てんかんの診断と治療全般が可能〈入院と外来〉
- てんかん外科治療が可能〈成人〉
〇 てんかん外科治療が可能〈乳幼児を除く小児〉:脳神経外科と協力して行います.
〇 てんかん外科治療が可能〈乳幼児〉:脳神経外科と協力して行います.

通院患者さんの救急対応
24時間可能

自立支援医療〈精神通院医療〉
可能

受け入れ可能年齢
〇 0-5歳未満
〇 5-10歳未満
〇 10-15歳未満
- 15-20歳未満
- 20歳以上

施行可能検査
〇 1.5テスラ MRI
〇 3テスラ MRI
〇 ECD-SPECT
〇 IMZ-SPECT
- FDG-PET(建設中)
〇 神経心理検査
〇 デジタル脳波
〇 ビデオ脳波同時記録検査
- 脳磁図(MEG)
〇 頭蓋内脳波記録検査〈脳神経外科と共同で行います〉

専門医資格
- てんかん専門医(日本てんかん学会)
〇 小児神経専門医(日本小児神経学会)
- 神経内科専門医(日本神経学会)
- 脳神経外科専門医(日本脳神経外科学会)
- 精神科専門医(日本精神神経科学会)
- 脳波専門医(日本臨床神経生理学会)

国立病院機構奈良医療センター
てんかんセンター
〈日本てんかん学会認定研修施設〉

    • 所在:所在地: 〒630-8053 奈良市七条2丁目 789番地
    • 担当医:星田 徹(院長・てんかん専門医指導医)・榊原崇文(非常勤:小児神経専門医)・田村健太郎(非常勤(平成27年1月~):てんかん専門医)
    • 連絡先:0742-45-4591(代表)
当てんかんセンターでは、長期脳波ビデオ同時記録検査による発作時てんかん症状と、発作時脳波の確認に基づくてんかん診断を重視しています。さらに脳の高次機能評価に力を注ぎ、認知・記憶・言語等の機能検査を加えています。MRスペクトロスコピーを用いた海馬や側頭幹の脳代謝機能を、同年代健常者と比べて評価し、てんかん診断・治療に役立てています。治療とともにリハビリテーション・精神保健福祉士・臨床心理士などてんかん関連のサポート体制を整え、てんかん診療を行っています。
診察に際しては、問診や検査の説明に十分な時間がとれるよう、完全予約制としていますので、地域医療連携室までお問い合わせください。

患者さんの受け入れ可能条件
〇 発作が抑制されている患者の経過観察・投薬継続が可能
〇 すでにてんかん診断されている患者の薬剤調整が可能
〇 てんかんの診断と治療全般が可能〈外来〉
〇 てんかんの診断と治療全般が可能〈入院と外来〉
〇 てんかん外科治療が可能〈成人〉
〇 てんかん外科治療が可能〈乳幼児を除く小児〉
- てんかん外科治療が可能〈乳幼児〉

通院患者さんの救急対応
平日の日中は可能
平日夜間と祝祭日は可能な限り

自立支援医療〈精神通院医療〉
可能

受け入れ可能年齢
- 0-5歳未満
〇 5-10歳未満
〇 10-15歳未満
〇 15-20歳未満
〇 20歳以上

施行可能検査
〇 1.5テスラ MRI
- 3テスラ MRI
- ECD-SPECT
- IMZ-SPECT
- FDG-PET(近医で施行可能)
〇 神経心理検査
〇 デジタル脳波
〇 ビデオ脳波同時記録検査
- 脳磁図(MEG)
〇 頭蓋内脳波記録検査

専門医資格
〇 てんかん専門医(日本てんかん学会)
〇 小児神経専門医(日本小児神経学会)
- 神経内科専門医(日本神経学会)
〇 脳神経外科専門医(日本脳神経外科学会)
- 精神科専門医(日本精神神経科学会)
〇 脳波専門医(日本臨床神経生理学会)

奈良県西和医療センター・小児科

    • 所在:所在地: 〒636-0802 奈良県生駒郡 三郷町三室1丁目14−16
    • 担当医:西野正人(副院長)
    • 連絡先:0745-32-0505(代表)
 「脳の慢性疾患」で、脳の神経細胞に突然発生する激しい電気的な興奮により繰り返す発作(てんかん発作)を特徴とする疾患です。子供に多いてんかんとしては、7~10歳頃に始まり、寝入り端や寝起きに、顔(特に唇)がピクピクしたりしびれたりする“中心・側頭部に棘波をもつ良性小児てんかん(ローランドてんかんとも呼ばれます)”や4~10歳頃、特に女児に多く、突然、それまで行っていた動作を中断し、呼び掛けに反応しなくなる“小児欠神てんかん”、生後4~7カ月に首がうなずくようにカクンと下がり、両手は上にグッと上げるような発作が特徴の“点頭てんかん”などがあります。当科では、このようなお子様に対しCT、MRI、SPECTなどの画像診断とともに脳波およびビデオ脳波検査で、きめの細かい診断と治療を行っており、西和地区だけでなく奈良県一円から患者様が受診されています。

患者さんの受け入れ可能条件
〇 発作が抑制されている患者の経過観察・投薬継続が可能
〇 すでにてんかん診断されている患者の薬剤調整が可能
〇 てんかんの診断と治療全般が可能〈外来〉
〇 てんかんの診断と治療全般が可能〈入院と外来〉
- てんかん外科治療が可能〈成人〉
- てんかん外科治療が可能〈乳幼児を除く小児〉
- てんかん外科治療が可能〈乳幼児〉

通院患者さんの救急対応
小児科は輪番制で対応

自立支援医療〈精神通院医療)
可能(当院は申請をほぼ全員に出しております)

受け入れ可能年齢
*新規患者さんは15歳以下,紹介患者さんの継続治療は20歳程度まで
〇 0-5歳未満
〇 5-10歳未満
〇 10-15歳未満
- 15-20歳未満
- 20歳以上

施行可能検査
- 1.5テスラ MRI
〇 3テスラ MRI
〇 ECD-SPECT
- IMZ-SPECT
- FDG-PET
〇 神経心理検査
〇 デジタル脳波
〇 ビデオ脳波同時記録検査
- 脳磁図(MEG)
- 頭蓋内脳波記録検査

専門医資格
- てんかん専門医(日本てんかん学会)
- 小児神経専門医(日本小児神経学会)
- 神経内科専門医(日本神経学会)
- 脳神経外科専門医(日本脳神経外科学会)
- 精神科専門医(日本精神神経科学会)
- 脳波専門医(日本臨床神経生理学会)

どいクリニック

    • 所在:所在地: 〒630-0135  奈良県生駒市南田原町1038
    • 担当医:土井俊明
    • 連絡先:0743-71-8235

患者さんの受け入れ可能条件
〇 発作が抑制されている患者の経過観察・投薬継続が可能
〇 すでにてんかん診断されている患者の薬剤調整が可能
〇 てんかんの診断と治療全般が可能〈外来〉
- てんかんの診断と治療全般が可能〈入院と外来〉
- てんかん外科治療が可能〈成人〉
- てんかん外科治療が可能〈乳幼児を除く小児〉
- てんかん外科治療が可能〈乳幼児〉

通院患者さんの救急対応

自立支援医療〈精神通院医療)
可能

受け入れ可能年齢
〇 0-5歳未満
〇 5-10歳未満
〇 10-15歳未満
〇 15-20歳未満
〇 20歳以上

施行可能検査
- 1.5テスラ MRI
- 3テスラ MRI
- ECD-SPECT
- IMZ-SPECT
- FDG-PET
- 神経心理検査
〇 デジタル脳波
〇 ビデオ脳波同時記録検査
- 脳磁図(MEG)
- 頭蓋内脳波記録検査

専門医資格
〇 てんかん専門医(日本てんかん学会)
- 小児神経専門医(日本小児神経学会)
- 神経内科専門医(日本神経学会)
- 脳神経外科専門医(日本脳神経外科学会)
- 精神科専門医(日本精神神経科学会)
- 脳波専門医(日本臨床神経生理学会)